札幌市西区の「ミスタードーナツ新発寒ショップ」が8月31日で営業を終了した。札幌市内の「ミスタードーナツショップ」の閉店は、今年に入って4店舗目になる。(写真は、8月31日で閉店した「ミスタードーナツ新発寒ショップ」)
「ミスタードーナツ新発寒ショップ」は、1996年に下手稲通沿いに開業したパワーセンター、コムス内の店舗としてオープン。コムスには、「ホクレンショップFoodFarm新発寒店」や「スーパースポーツゼビオ新発寒店」、「ドラッグセイムス新発寒店」、「スイートデコレーション新はっさむ店」のほか、飲食では「銀だこ」、炭火焼肉「ブルスタ新発寒店」などが集積している。開業当初の店舗は一部で入れ替えがあったが、「ミスタードーナツ新発寒ショップ」は開店以来22年間営業を続け、今回閉店することになった。
ダスキン(本社・大阪府吹田市)がフード事業としてFC展開しているミスタードーナツは、2月28日に「大通公園ショップ」、5月13日に「札幌北41条ショップ」、8月31日には「新発寒ショップ」に加えて「麻生ショップ」も閉店している。これで札幌市内は22ショップになり、全道では56ショップになった。
札幌市内でミスタードーナツの閉店が続いていることについて、あるフランチャイズ(FC)企業は、「契約期間満了や店舗老朽化が影響していると思う。ただ、イートイン需要の多いショップは、パスタやホットドックなどの商品投入で売れ行きは良く、改装による店舗刷新で客数も増加傾向にある」と話しており、FCショップの明暗があるようだ。