札幌市中心部で進められている「北1西1再開発事業」(施設名・さっぽろ創世スクエア)に設計上のミスがあった模様で建設工事が遅れている。引き渡しの時期は2018年3月末だが、数ヵ月の遅れが生じそう。ただ、同年10月のグランドオープンには間に合いそうだ。IMG_6448(写真は、北1西1再開発事業。右手前は札幌市役所)

 北1西1再開発事業は、地権者である札幌市や大成建設、岩田地崎建設、伊藤組土建などを道内外ゼネコン5社、明治安田生命、パーク24、URが結成した「札幌創世1.1.1区北1西1地区市街地再開発組合」が建築主。市や国の補助金も投入され総事業費は約780億円。札幌中心部で進む再開発事業の嚆矢(こうし)となる象徴的事業と位置付けられている。

 オフィスや朝日新聞北海道支社、HTBが入る高さ124mの民間ビルと、高機能ホールや図書館が入る市民交流プラザなど公共施設が一体化した複合ビル。地下5階、地上28階建てで延床面積は約4万坪。
 15年2月に起工式を行い建設が始まり、17年5月には主要な鉄骨の組み立てを終えて上棟式を実施した。来年3月の竣工まで急ピッチで工事が進むと見られていた。

 しかし、最近になって設計上のミスが明らかになり工事に遅れが出ているという。設計関係者によると、「設備や建設のミスでなく設計上の構造計算か材料面の問題ではないか」と話している。
 建築主の再開発組合への引き渡しの時期は来年3月末だが、数ヵ月の遅れは避けられない模様。
 
 創世スクエアの設計・監理は日建設計・北海道日建設計共同企業体、施工は大成建設・岩田地崎建設・伊藤組土建・岩倉建設・丸彦渡辺建設の共同企業体。


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