「きたひろ」に行った気になれるVRコンテンツ 北広島市がスマホの疑似体験動画で定住プロモーション

社会・文化

イメージ (2) まるでその場に行ったような気分になれる――北広島市はVR(バーチャル・リアリティ)コンテンツを使って、北広島市の住みやすさを疑似体験できる定住促進プロモーションを1日から始めた。スマートフォンを動かせば360度どの方向の景色も動画で見ることができる。自治体がVRを取り入れたシティプロモーションをするのは全国初。(写真は、7月31日に北広島市が発表したプレスリリース)

 北広島市は、「住みよさランキング」(都市データパック2014・2015 東洋経済新報社)で2年連続北海道1位を獲得したものの、人口は2007年の6万1174人をピークに減少。今年6月末は5万9413人。このため、定住促進に向けたシティプロモーションを全国に向けて行っている。ただ、道外で「北広島市」の知名度が低く認知度を高めることが必要として、今回、VRを使ってスマホから北広島市の魅力を発信することにした。
 
 VRコンテンツは、①「住みやすいきたひろ」編②「楽しいきたひろ」編③「育てやすいきたひろ」編の3本で住環境やレジャースポット、子育て環境を市職員がガイド。スマホを動かすだけで360度のパノラマ画面で見ることができ「きたひろ」を疑似体験できる。
  
 また、動画再生でYoutubeアプリのゴーグルマークを押すと左右分割の2画面になり市販のVRゴーグルにセットして覗くと臨場感はさらに高まる。
 専用のアプリは必要なく、スマホなら二次コードを読み込むだけですぐに閲覧可能。パソコンでもchromeというブラウザソフトが入っていれば閲覧できる。
 
 なお、このVRコンテンツ制作は、札幌のIT企業、ダブルエムエンタテインメント(三田健太社長)が行った。自治体がVRを取り入れたPR活動をするのは珍しく、Youtube360度動画を使った自治体によるシティプロモーションは全国初。「北海道北広島市に行った気になれるVRコンテンツ」のURLは、https://www.youtube.com/playlist?list=PLdZ10CxWNMGqmWaagekSXQsjQL9n4kEZO

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