コープさっぽろ(本部・札幌市西区)とサントリーグループ、浜中町は、3者共同で「霧多布の自然を守ろう!」キャンペーンを2026年9月22日まで実施している。コープさっぽろの店舗や宅配で、サントリーグループの対象商品を購入すると、1点につき1円が、ラムサール条約登録湿地で北海道遺産でもある霧多布湿原の保全に寄付されるほか、税込み1000円以上購入して応募すると懸賞が当たる。3者共同によるこの取り組みは2023年から始まっており、今年は4回目。
(写真は、「霧多布の自然を守ろう!」キャンペーンの共同記者会見)
コープさっぽろは、2021年からサントリーグループの一員であるハーゲンダッツジャパン(本社・東京都目黒区)と組んで、浜中町など根釧地区で生産された生乳を使ったハーゲンダッツのアイスクリームをコープさっぽろの店舗・宅配で購入すると、1点につき1円を、霧多布湿原の保全活動を行っている認定特定非営利活動法人霧多布湿原ナショナルトラストに寄付するキャンペーンを実施してきた。2023年からはサントリーフーズ(同・同都港区)、サントリー(同・大阪市北区)も加わり、町を含めた3者共同拡大キャンペーンになった。
キャンペーンによる寄付金は、2021年20万1519円、2022年22万2050円だったが、サントリーグループを含めた取り組みになった2023年には100万6277円、2024年は94万4649円、2025年は109万1143円と大幅に増えている。寄付金は、主として霧多布湿原ナショナルトラストの民有地取得用に使われ、昨年までのキャンペーンで43haを取得、霧多布湿原ナショナルトラストが独自に行ってきた民有地取得と合わせて保全面積は2025年で1195・1haになっている。
2026年のキャンペーン(2026年8月17日~同年9月22日)の対象商品は、例年通りハーゲンダッツアイスクリーム各種、サントリーフーズの伊右衛門・天然水各種、サントリーの缶チューハイ・ビール・角ハイボール各種のほか、2021年の高校生チャレンジグルメコンテストでコープさっぽろ賞を受賞した霧多布高校生考案の「きりたっぷりん」も対象になる。店舗、宅配で税込み1000円以上購入すると応募できる懸賞も実施。浜中町産牛乳を使用したハーゲンダッツ12個セットが20人に、霧多布湿原ガイドツアーパス(2027年10月まで有効)が5組10人にそれぞれ当たる。今回は、宅配20周年と連動して、マスコットキャラクターのトドックが現地を訪問するイベントや、霧多布高校生の目線によるまちの魅力発信も行う。
2026年8月20日、コープさっぽろ本部で行われた共同記者会見で、霧多布湿原ナショナルトラストの小川浩子理事長は「湿原をあと約400ha保全取得(1㎡単価18円と想定)することを目指しており、今後8年間で達成できるとみています。湿原を未来の子どもたちに残すため、多くの方々に理解していただき参加してほしい」と呼び掛けた。

































