大型ホームセンターのジョイフルエーケーが江別市内に出店構想、札幌近郊のホームセンターシェア均衡崩れる可能性

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 大型ホームセンター、ジョイフルエーケー(本社・札幌市)が江別市内への出店構想を進めている。同社は現在、札幌市と北広島市、帯広市に3店舗の大型ホ―ムセンターを出店している。札幌近郊ではホーマック(同・札幌市)やLIXILビバ(同・埼玉県上尾市)が大型ホームセンターを相次いで出店しており、ジョイフルエーケーも札幌近郊に新店出店の的を絞ったようだ。(写真は、ジョイフルエーケー大曲店の資材館)
  
 ジョイフルエーケーは、2001年8月に設立されたホームセンターで札幌の住宅資材商社、キムラ(ジャスダック上場)と茨城県土浦市のジョイフル本田、新潟県三条市のアークランドサカモト(東証1部上場)の合弁会社。出資比率はキムラ51%、ジョイフル本田とアークランドサカモトがそれぞれ24・5%。
 
 ジョイフルエーケーは売場面積1万㎡級の大型店として02年6月に屯田店(札幌市北区屯田8条5丁目)、03年10月に大曲店(北広島市大曲工業団地)、10年7月に帯広店(帯広市東7条南16丁目)の3店を出店した。
 大型ホームセンター3店の13年3月期の売上げは155億1500万円で内訳は、日用品が39億円、レジャー用品30億円、資材47億円、ガーデン用品10億円、インテリア15億円。
 
 ジョイフルエーケーは、大型ホームセンターとして競争力があるとされ、江別市内の出店が正式に決まれば札幌近郊のホームセンターの業界地図が変わりそうだ。出店場所として取りざたされているのは、江別市の西部方面。

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