マックスバリュ北海道は、8月4日に「ザ・ビッグ宮前通店」(旭川市宮下通18丁目)をオープンする。マックスバリュ宮前通店を激安価格業態のザ・ビッグに変更するもので、周辺の買い物客により価格訴求を強め、売り上げ増を狙う。同社は、地域特性に応じて既存のマックスバリュ店舗をザ・ビッグ店舗に変更する動きを積極化しており、ザ・ビッグへの転換は今年に入って4店舗目で旭川市内では初のザ・ビッグ進出。(写真は、マックスバリュ宮前通店)
 
 マックスバリュ宮前通店は、2004年6月にオープン。直営売場面積は2062㎡でマックスバリュの標準的な店舗。
 
 同一商圏には、道北アークスの「ウエスタン北彩都店」、「ベストプライス南6条店」のほかコープさっぽろ「ツインハープ店」(旧旭友ストアーツインハープ店)、ダイイチ「二条通店」、ダイゼン「神楽岡店」がある。その中で、マックスバリュ店舗は苦戦を強いられていたといい、ザ・ビッグへの転換は避けられなかった。
 
 ザ・ビッグは、イオンが全国展開しているディスカウントタイプの食品スーパーで、生鮮食料品や生活必需品を激安価格で提供、価格訴求力が高い。「宮前通店」では、マックスバリュ店舗で提供していたインストアベーカリーを継続するほか、宅配サービスも引き続き行う。
 
 マックスバリュ北海道では、ザ・ビッグへの転換で従来に比べて2倍の売上高を確保する予定。同社は旭川市内にマックスバリュ永山店(永山6条13丁目)も展開しているが、こちらの店舗をザ・ビッグに転換するかどうかは未定としている。


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