昨年夏に北海道に上陸したコメダ珈琲店が、初めて札幌市以外に出店する。JR江別駅方面の国道12号線沿い、江別市一番町に目下建設中の「江別一番町店」(仮称)がそれで、オープンは12月18日(月)が予定されている。(写真は、建設が進んでいるコメダ珈琲江別一番町店)
名古屋発祥のコメダ珈琲店は、誰でも寛げるリビング空間や自社製造のパン、こだわりのコーヒーなどを強みに全国展開。昨年8月10日、札幌市内に「東札幌5条店」(白石区)をオープンさせて北海道に進出してきた。
その後、11月29日には「清田北野店」(清田区)、今年、8月7日に3号店の「南34条石山通り店」(南区)、9月14日には4号店の「手稲前田店」(手稲区)、10月3日には5号店の「二十四軒店」(西区二十四軒3条2丁目)をオープンさせた。
「東札幌5条店」は、コメダ珈琲店を展開するコメダ(本社・名古屋市東区)の直営店で、「清田北野店」、「二十四軒店」は東海企画グループ(札幌市東区)、「南34条石山通店」は飲食業などのアイックス(札幌市白石区)、「手稲前田店」はJR北海道子会社の北海道ジェイ・アール都市開発(本社・札幌市西区)が建築主で運営は正和製菓(本社・四日市市)がそれぞれフランチャイズ(FC)運営している。
初の札幌市以外の店舗となる「江別一番町店」(仮称)は、店舗の建築主はコメダで事務用品販売の三好商会(札幌市中央区)がFC運営する。建物の設計、監理はコメダ珈琲店を数多く手がける関口建築計画一級建築士事務所、施工は佐々木・広谷建設(北広島市)。工期は8月21日から11月30日。この店舗に隣接して携帯ショップも建設中。
江別市の商業集積は国道12号線沿いの野幌ゾーンが中心で、JR江別駅に近いゾーンには商業集積が進んでいない。「コメダ珈琲店江別一番町店」が人を呼び込む引き金になるかどうか注目される。゜