札幌市中央区のJR桑園駅近くに広大な空き地が出現した。日本通運の札幌西支店跡地。広さは2000坪に近い。年が明ければ再開発の槌音が響くことになる。20180719_164136(写真は、JR桑園駅前にある日本通運札幌西支店の解体工事現場)

 JR桑園駅の南側ロータリーの向かい側、桑園発寒通に面してその空地がある。現在は、フェンスで囲われて建物の解体や地下埋設物などの取り出しが行われている。解体工事を行っているのは日通不動産札幌支店(札幌市中央区)と鹿島建設(本社・東京都港区)。工期は2019年3月末まで。

 日通は、基本的に土地の売却をしないため、跡利用は賃貸借になる見込み。日通不動産がプロポーザル方式で入札を募ることになりそうだが、周辺には「イオン札幌桑園ショッピングセンター」があり業種的には制約されることになりそう。

 札幌市営地下鉄東西線白石駅に近い日通札幌東支店跡地約2300坪は、同じくプロポーザル入札によってKDDI100%出資子会社のKDDIエボルバが賃借することが決まり、同社はコンタクトセンターを建設中だ。同センターは、企業や官公庁などのカスタマーサポート、テレマーケティングなどアウトソーシングを担当する。

 日通札幌西支店跡は札幌東支店跡と同じように駅前立地で近くに「イオン」がある環境。さて、どんな業種が賃借契約を結ぶか。


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