IMG_9145IMG_9152「アベノミクス」による景気回復を期待させるような光景が札幌市清田区の羊ヶ丘通沿いに展開されている。真栄地区では目下、大型ホームセンターと家電量販店の商業施設建設が進み、工事は8割ほど終了、11月下旬に予定されているオープンに向け慌ただしさが増している。年末には、歳末商戦の熱気があたりを包みそうだ。(写真は、建設工事が進むスーパービバホーム清田店と100満ボルト清田店=2013年10月4日午前撮影)
 
 建設場所は、清田区真栄54ほかの羊ヶ丘通に面する北側の約1万坪。市街化調整区域のためこれまで建物が建設されておらず市街地なのに両側には荒れ野原が広がっていた場所だ。
 
 ここに姿を現したのが、大型ホームセンター「スーパービバホーム清田店」と家電量販店「100満ボルト清田店」(いずれも仮称)
数人の個人所有だった土地を東京センチュリーリースが取得し、安藤ハザマが、約9700㎡(南棟=スーパービバホーム)と約4000㎡(北棟=100満ボルト)の建屋2棟を建設。店舗の総面積は1万3585㎡にも及び、羊ヶ丘通は一気に活気づいてきた。
 
 LIXILビバ(埼玉県上尾市)が展開するスーパービバホームは昨年6月の小樽店、今年3月の手稲富丘店に続く大型店。一方、100満ボルトは、サンキュー(福井県福井市)が展開する家電量販店でエディオングループの傘下。北陸を拠点に「100満ボルト」を全国36店舗展開しているが、道内では旭川と帯広に2店舗ずつ、釧路と北見にそれぞれ1店舗の計6店舗を出店、札幌には初出店だ。
 
 2棟とも建物の外観は既に完成、店舗前駐車場の舗装工事もほぼ終えており、建設工事は8割方進んでいる。
 
 オープン予定は11月30日だが、工事の進捗状況によっては早まりそうだ。現在は市街化調整区域だが、地区計画の指定があるため建物建設後には用途地域として指定替えが決まる。
 


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