イオン北海道は18日、小型食品スーパー「まいばすけっと」3号店となる「北5条西22丁目店」(札幌市中央区)をオープンした。店舗前には20人ほどの買い物客が並び、午前7時の開店で一斉に店内に入りコンビニエンスストアと同じ規模の店内は混み合った。特別のオープンセレモニーはなかったが、開店に顔を見せた柴田祐司社長は、「半年後には多店舗化に踏み切る」と「まいばすけっと」の拡大に意欲を示した。(写真は、開店前に並ぶ買い物客=左、買い物かごを渡す柴田祐司社長=右)
 
 イオン北海道は今年3月中旬に「まいばすけっと」の1号店を札幌市中央区に出店、2号店も3月下旬に同区内に出店しており、今回は3店舗目。
 
 当初は、3店舗で事業性の可否について実験をする予定だったが、「1、2号店ともに順調。イオン本体が首都圏で成功している事業を北海道に持ってきて、いつまでも実験という訳にはいかない。半年後には多店舗化に踏み切る」と柴田社長は「絶対成功させる」という強い意思を示した。
 
「まいばすけっと」は、コンビニと同程度の面積で、日常的な食料品や必需品を手ごろな価格で提供している。食品スーパーと同じような品揃えをしており「近所にあって冷蔵庫代わりに使ってもらいたい」(柴田社長)というのがコンセプト。
 
「北5条西22丁目店」は、メガネの三城の店舗跡に居抜きで出店、面積は150㎡ほど。午前7時過ぎには店内がレジを待つ買い物客で行列になったため、入場制限も行った。
オープン記念として18日限りでホクリョウのたまごミックスサイズ10個入り98円、熊本県産他すいか1玉Sサイズ980円(いずれも税込)で販売、19日には北海道産他グリーンアスパラ1束98円、トモエ日高昆布しょうゆ塩分カット1㍑148円(同)で販売する。
 
 店舗前には6台分の駐車スペースがある。営業時間は午前7時から午後11時で年中無休。


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