日本最大級の総合ディスカウントストア、ドン・キホーテ(本社・東京都目黒区)が、札幌市北区太平12条1丁目で営業していた「スーパーセンタートライアル篠路店」跡に居抜き出店する。北海道で14店舗目になる。(写真は、ドン・キホーテが出店する商業施設)
「スーパーセンタートライアル篠路店」は、ディスカウントストアを全国展開しているトライアルカンパニー(本社・福岡市東区)が、旧カウボーイを承継した2008年10月から営業してきた店舗。トライアルカンパニーは、北区屯田に新店舗を11月下旬オープンに向け建設中で、8月26日に篠路店を閉店していた。
この店舗を含む3階建て商業施設は、1991年3月に開業した旧長崎屋の中規模ショッピングセンター(SC)「ラパーク篠路」が前身。長崎屋の経営不振により1992年にカウボーイが店舗を承継して「カウボーイ篠路店」として営業、その後トライアルの店舗になっていた。
今回のトライアル店舗の閉店に合わせて、1階テナントの大半が同時退店しており、現在はフロアの3分の1を使って日免オートシステム(札幌市北区)が「美使用軽専門店」を営業している。2階の100円ショップ「ダイソー」やスポーツクラブ「JOYFIT」が営業しており、子どもの室内遊園地「Kid’sUS.LAND篠路店」は10月21日で閉店する。3階は駐車場。
ドン・キホーテは、道内では長崎屋店舗跡やラパーク旭川跡、イトーヨーカドー店舗跡、そうご電器店舗跡などに出店してきた。今年1月には、札幌市中央区の狸小路商店街でパチンコ店ビルだった平成観光ビル跡に「狸小路店」をオープンさせている。また、来年には、同店向かいのアルシュビルにも新店舗をオープンさせる予定。
※ドン・キホーテの出店時期は、2019年春の見込みです。
(写真は、ドン・キホーテが入る予定の商業施設全景)