コンビニエンスストア「サンクス」としては、北海道最後の出店となる「サンクス岩見沢四条東店」(岩見沢市四条東18丁目4―1)が8月31日(水)にオープンする。翌9月1日には、ファミリーマート(本社・東京都豊島区)とサークルKサンクス(本社・愛知県稲沢市)は経営統合する。全国的に見てもサークルKサンクスの事業体として出店するラストの店舗になりそう。(写真は、建設が進むサンクス岩見沢四条東店)
「サンクス岩見沢四条東店」は、市内を北東方向に走る四条通を進み、8月11日にオープンしたローソンの新店「岩見沢5条東店」を右手に見ながら国道12号線を突っ切り、セイコーマート岩見沢5条店を超え、さらに北海道中央労災病院を超えて下ったところにある。3月末に閉店した食品スーパー「スーパーハルキ栄町店」の敷地を利用して新店舗を建設している。
サークルKサンクスは、ファミリーマートとの経営統合が決まって以降も北海道ではFC(フランチャイズ)経営者の募集を新聞広告で告知、継続してきた。5月14~15日には最後の加盟店相談会を開催、事実上この日を最後に相談会は開催しておらず、サンクス最後の店舗となる「岩見沢四条東店」はこの日に出店がまとまった模様。
ファミリーマートとサークルKサンクスは、経営統合でファミリーマートになりFC条件や商品政策、コンビニ屋号なども順次、「ファミマ」仕様に変わっていくことになる。経営統合前日に「サンクス」の看板を掲げる同店の存在価値は別の意味でも高まりそうだ。
なお、岩見沢市内のコンビニは、セイコーマート16店舗、セブン―イレブン15店舗、ローソンは4店舗でサンクスは5店舗目になる。ファミリーマートは未出店。同市の人口は約8万4500人。