東証ジャスダック上場の住宅資材卸のキムラ(本社・札幌市東区)が51%出資する大型ホームセンター、ジョイフルエーケー(同・同)の2015年3月期決算は、売上高157億9900万円、営業利益7億5200万円で前期比1・9%の減収、11・6%の営業減益になった。売上高営業利益率は4・75%。DSC_5191(写真は、ジョイフルエーケー帯広店)

 ジョイフルエーケーは、キムラのほかにジョイフル本田(本社・茨城県土浦市)とアークランドサカモト(同・新潟県三条市)がそれぞれ24・5%出資して2001年に設立されたキムラの連結子会社。現在、札幌市内2店舗、帯広市内1店舗の大型ホームセンター「ジョイフルエーケー」を展開しているほか地域密着型ホームセンター「グッドー白樺店」(帯広市)の合計4店舗を営業。
 
 15年3月期は、消費増税の反動減と購買意欲の冷え込み、住宅着工の大幅減少による建築資材の低迷、大型競合店の価格競争などによって厳しい状況だった。
 部門別の売り上げ実績は次の通り。カッコ内は前期比。
 ◇日用品 42億5600万円(100・3%)
 ◇レジャー 31億1700万円(100・6%)
 ◇資材 48億1000万円(95・8%)
 ◇ガーデン 10億1900万円(98・7%)
 ◇インテリア 14億6500万円(96・0%)
 ◇その他 6700万円(111・7%)
 ◇RE(リフォーム)事業 10億7100万円(94・9%)
 
 16年3月期は、主力大型店3店舗の大幅改装を行い、特に帯広店では全館リニューアルを実施して利便性向上による商圏拡大と新規顧客の開拓を行う。売上高は2・4%増の161億8800万円、営業利益は3・5%増の7億7800万円を目指す。


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