IMG_0115 大和リース(本社・大阪市)がデベロッパーになって建設される大型複合商業施設『フレスポ恵み野』の北半分のゾーンに食品スーパーのダイイチ(同・帯広市)とホームセンターのホーマック(同・同)の出店が決まり、大和リースが大規模小売店舗立地法に基づく新設申請を道に行った。ダイイチは、札幌圏で5店舗目の出店になる。(写真は、工事が建設進み始めたフレスポ恵み野Ⅰ)
 
 大和リースは、昨年12月に道の北海道地域商業活性化に関する条例に基づき、恵庭市恵み野にホームセンターや食品スーパー、家電量販店、衣料、カー用品などが集積した大型商業施設『フレスポ恵み野』を新設することを届け出ていた。
 
『フレスポ恵み野』は、恵庭市恵み野里美2丁目461―1ほかに立地、敷地面積は7万8707㎡で東西を横切る道路によって北半分を、『フレスポ恵み野Ⅰ』、南半分を『同Ⅱ』として今年5月には、先行してⅡにデンコードー(同・宮城県名取市)が運営する家電量販店「ケーズデンキ」の大店立地法にわる新設が申請され、12月29日のオープン予定で建屋の建設が進んでいる(店舗面積5343㎡)。
 
 今回は、Ⅰの部分に出店するダイイチとホーマックの大店立地法に基づき新設届出されたもので、これでフレスポ恵み野の核になる商業施設の建設が具体的に進むことになった。ダイイチの店舗は約2500㎡、ホーマックは約8300㎡。そのほかⅠとⅡには専門店などが出店する予定だが現在は業種など未定。
 
 立地場所は、JR恵み野駅西側に位置し新興住宅街が背後に張り付いている。当初は、今年4月から工事が始まり10月にオープンする予定だったが、ケーズデンキが年内ぎりぎりにオープンし、ダイイチとホーマックは来年4月29日のオープン予定で工事が進む見通し。
 
 近接するJR恵み野駅東側にはイトーヨーカドー恵庭店が直結しており、同じセブン&アイ・ホールディングスのグループであるダイイチとどう棲み分けて行くかが注目されそう。



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