道内23信用金庫の総代会が各信金で始まるが、今年の理事長交代は北星、北空知の2信金程度にとどまりそうだ。また、北海道信用金庫協会(北信協)会長で大地みらい信金の北村信人会長(69)が協会会長と信金会長を勇退、新しい協会会長には旭川信金の杉山信治理事長(61)が就任する見通し。
 
 理事長交代が既に明らかになっているのが、北星信金(名寄市)。2010年6月に就任した山川武志理事長(58)が1期2年で退任し、代わって同年齢の岡本守常勤理事が新理事長に就く。20日に行われる総代会で正式に決める。北星信金は、07年に名寄信金と士別信金が合併して発足。名寄信金は昨年創立60周年を迎え周年事業を終えたことから山川理事長は退任を決めた。
 
 北空知信金(深川市)の阿部利雄理事長(65)も退任する見通し。阿部氏は、1965年に入庫し常務理事、専務理事を経て08年6月から理事長を務めている。在任4年となったことや健康上の理由から後進に道を譲ることにした模様。
 
 北信協の会長を08年6月から務めている北村氏(大地みらい信金会長)は今年で2期4年を迎えることから15日の北信協総会で会長職を退任するとともに22日の大地みらい信金総代会でも会長職を退任する。
 
 北村氏は、70歳ですべての役職から降りることを当初から決めており、今年8月に70歳の誕生日を迎えるため両ポストとも辞することにした。
 
 北村氏は、旧根室信金入庫。92年5月に常務理事経営企画部長、94年6月専務理事、97年に4月に理事長に就任し、厚岸信金との合併し大地みらい信金発足に伴い初代理事長に就いた。10年6月には会長として対外活動に専念していた。
 
 北村氏は同信金理事職にも付かず相談役として100周年に向けた周年事業を手がける。北村氏は、「理事長時代から16年間、思い描いたことはほぼ残さずにできた。赤字決算もなかった。今後は若い人がのびのびとやっていけば良い」と語っている。
 
 北信協の後任会長には、現在筆頭副会長を務めている杉山・旭川信金理事長に就任する。