「雪印種苗園芸センター」が営業終了へ、雪印種苗のBtoCリアル店舗

経済総合

 札幌市厚別区上野幌1条5丁目1-6にある「雪印種苗園芸センター」が、2026年10月25日(日)に営業を終了する。各種の花苗やバラ苗木、庭木などを販売してきたが、1990年の営業開始から30有余年で役割を終える。(写真は、雪印種苗本社隣接地にある雪印種苗園芸センター。温室店舗は既に閉鎖されている)

「雪印種苗園芸センター」は、国道274号沿いにあり、雪印種苗本社の隣接地で展開している。温室店舗とバラ見本園側の苗木売り場の2つの売り場があったが、2026年4月1日に温室店舗は閉鎖され、苗木売り場に集約移転した。同センターでは、宿根草や山野草をはじめとする花苗、野菜や芝の種子のほか土や肥料、約400種のバラ苗木、果樹、花木、庭木などが販売されている。園内にはバラ見本園もあって、時期になると咲き誇る中を散策できる。
 
 同センターがある上野幌1条5丁目一帯は、雪印メグミルクの源流の一つを占める土地。前身の一社、北海道興農公社が1944年に上野幌育種場を開設、戦後、育種場は雪印乳業から分離した雪印種苗が運営、現在の札幌種子センターに繋がっている。雪印種苗の本社は豊平区美園にあったが、2002年に現在地に移転した。美園の旧本社跡地は「スーパーアークス美園店」になっている。

 同センターの目印になっていた温室店舗は既に閉鎖されているが、温室として新設されたのは1982年11月。その後、増築され、店舗になったのは1990年9月だった。以来、種苗メーカーが運営する園芸店舗(運営は関連会社のグリーンプランナー)として営業を続けてきたが、間もなくその役割を終える。

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