総合エンターテインメント事業を首都圏や北海道、大阪で展開しているアドアーズ(本社・東京都港区)は、札幌市中央区狸小路商店街の「アドアーズ札幌狸小路店」(南3西4)を3月31日(日)に完全閉店する。(写真は、3月31日に完全閉店する「アドアーズ札幌狸小路店」)
アドアーズは現在、北海道で「札幌狸小路店」と「札幌北42条店」の2店舗を営業している。「札幌狸小路店」は、狸小路商店街4丁目にあるアルシュビル(旧エイトビル)の5階、6階フロアで展開しているが、5階を3月21日(木)午後12時に、6階を同月31日午後6時に閉店することにした。
これによって、北海道の店舗は、旧イトーヨーカドー北42条店跡のパチンコ「ガイア北42条店」とディスカウントストア「ドン・キホーテ北42条店」が入るビル内にある「札幌北42条店」のみになる。
狸小路商店街の周辺では、ゲームセンターの閉店が続いている。2016年4月10日には3丁目のスロット専門ゲームセンター「ゲームの森JOGO」が、今年2月17日には札幌ノルベサ5階にあった「ディノスパークノルベサ店」が閉店している。
「アドアーズ札幌狸小路店」の閉店で、同商店街周辺のゲームセンターは「タイトーステーション札幌狸小路2丁目店」と「ディノス札幌中央」の2ヵ所になる。このうち「ディノス札幌中央」は、8階建てビルの建て替え構想があるため、早晩撤退が避けられない見通し。