釧路市に「ドーミーイン」の和風プレミアムブランド「御宿野乃」、太平洋建設工業が建築主

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 太平洋建設工業(本社・釧路市)は、釧路市末広町6丁目1-1ほかでホテルの建設を進めている。竣工後は、共立メンテナンス(同・東京都千代田区)グループが一棟借りをして、全館畳敷きの「ドーミーイン」和風プレミアムブランド「御宿野乃」を道内初展開する。(写真は、太平洋建設が建築主となって始まっているホテル建設)

 建設場所は、JR釧路駅から約600mの距離。国道44号沿いで、以前は、太平洋建設工業の本社があった場所(現在は浦見6丁目3-8)。同社は、コンクリート管や側溝類など、その他、大型製品を中心にコンクリート二次製品・生コンクリートを製造・開発している創業66年の企業。事業多角化の一環として、旧本社敷地にホテル建設を進めることにした。

 ホテルの敷地面積は約673坪(2224㎡)、建築面積は約255坪(843㎡)、地上13階建て、述べ床面積は約2775坪(9158㎡)。設計、監理は共立メンテナンスグループの共立エステート一級建築士事務所(本社・東京都文京区)、施工は大和ハウス工業(本社・大阪市北区)北日本支社(仙台市泉区)と萩原建設工業(本社・帯広市)。工期は、2025年5月19日から2027年7月28日。

「御宿野乃」は、共立メンテナンスグループが「ドーミーイン」の和風プレミアムブランドとして、2016年から展開を開始。ビジネスホテルとしては珍しい全館畳敷き。靴を脱いで寛ぐ「畳」文化をはじめ、海外のお客だけでなく、日本のお客も日本文化の素晴らしさを体感できるホテルとして現在、全国14施設を運営しており、北海道では、初の展開となる。なお、共立メンテナンスグループは現在、釧路市で「ドーミーインPREMIUM釧路」(北大通2丁目1)を展開している。

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