札幌証券取引所は4日、午前8時45分から2018年の取引開始を前に恒例の大発会を開催した。晴れ着姿の証券会社社員など関係者約50人のほか、今年はカーリングチームの「北海道銀行フォルティウス」のメンバー5人がゲスト参加、札証の鐘を打鐘して今年のスタートを祝った。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください

IMG_0171(写真は、大発会で札証の鐘を鳴らした北海道銀行フォルティウスのメンバーを囲む関係者)

 大発会の会場となった札証2階には、札証会員の証券会社社長や支店長のほか晴れ着姿の女子社員、札証上場企業のトップなどが集まった。札証の小池善明理事長は、「北海道経済は、食料基地としての機能がますます高まっているほかインバウンドの観光需要で北海道ブランドも高まっています。深刻さを増す人手不足をどう克服するかの課題はあるが、今年も引き続き穏やかな成長軌道にあります。札証に高いポテンシャルのある北海道企業が現れることを期待しています」と挨拶、昨年のアンビシャス市場2社上場に続く新規上場に期待感を示した。

 続いて、ゲスト参加した北海道銀行フォルティウスの小笠原歩選手が挨拶、「北海道の企業が一つでも多く札証に上場し、企業の成長、雇用の拡大を通して北海道の経済が活性化することを期待します。スポーツも経済界の協力なくして発展しません。北海道の経済が活性化することで北海道がより元気になるように祈念します」と述べ、ご利益があるとされる札証の鐘をフォルティウスの選手とともに3回打鐘して取引開始を祝った。

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