埼玉・熊谷で国内最高気温41・1度を観測したのは2日前。東日本や西日本では“命に関わる暑さ”が連日続いている。そんな中で、暑いとはいえ昨日の北海道の気温は、写真のように日中の札幌は24度、知床半島の目梨郡羅臼町では11度。この時期、道東では10度を切る日もあってストーブを出すこともあるという。北海道の冷涼な気候があらためて認識されている。IMG_3309(写真は、昨日の全国気温のスマートフォン画面)

 毎年この時期になると必ず報道されるのが熱中症。年々その深刻さは深まっているが、今年は特に2層になった高気圧の影響なのか、過去に経験したことがないほどの暑さに見舞われている。

 北海道も7月に入って豪雨被害や蒸し暑さが続き、気候変動が体感できるようになっているが、この1週間ほどは落ち着いた気候。30度超えの日もあって、それはそれで道民には辛いのだが、本州各地の猛暑ならぬ激暑に比べればまだまし。

 昨日も本州各地は災害とも言える猛暑だったが、北海道は比較的過ごしやすい暑さだった。幌泉郡えりも町は19度。この時期のえりも町、宿泊施設ではストーブが欠かせないという。縦に長い日本、気温差があるのは当然だが、この気温差には驚くばかり。ちなみに今日の札幌の気温は28度。


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