北海道胆振東部地震の影響で発売が遅れていた「北方ジャーナル」2018年10月号が本日25日、店頭に並んだ。言うまでもなく本号のトップは、今回の地震の緊急特集。創刊以来初めて発売が大幅に遅れた本誌は、被災者として災害と向き合い、記録者として被害の一端を発信する立場に置かれた。マグニチュード6.7、最大震度7。烈震による土砂崩れに見舞われた厚真、そして機能不全に陥った190万都市・札幌の姿を記者たちが生々しく伝えた数々のレポートは必見だ。(画像は、北方ジャーナル10月号の表紙)

 自称コンサルタント業、小林健治氏の続報も注目される。これまで本人の貸金業法違反問題などを中心に報じてきたが、ここに来て、不法行為による会社乗っ取り疑惑が新たに浮上した。狙われたと疑われるのは、広告代理店「慶宣」元社長・木村俊嗣氏が立ち上げたブラックシリカ事業を営むウッドプロジェクトだ。

 本誌が独占的に報じている道警不祥事問題も見逃せない。連続わいせつ犯検挙の報に安堵した地域住民は、その容疑者が警察官であることを知るに及んで絶句した。26歳の巡査部長は、同業の父親が住む実家の周辺で少なくとも1年以上前から、小学生など未成年の女性に下半身を露出し続けた。逮捕した北海道警は事件後、幹部職の父親を突然異動させることになる。

 そのほか世界的な写真家である長倉洋海氏への独占インタビューなど、どのコンテンツも本誌でしか読めない内容ばかり。お買い求めは、離島にいる方も都会に住んでいる方もお近くのセイコーマートへ。大手書店、アマゾンでも購入可能。北方ジャーナルへの問い合わせや注文などは、右側下方にある同誌のバナーをクリック。

※10月号コンテンツの一部
【緊急特集 北海道胆振東部地震】
■激甚―胆振・時間を止めた烈震「涙も出ない」
■道都・札幌の3日間「190万都市、揺れる」
■ルポ「札幌ブラックアウトの夜」闇に沈んだ巨大都市の恐怖
■被災者としての「その日」札幌を襲った“非日常”

【報道】
■ザイ・コンファーム社・小林氏の不法行為を追う―発覚した会社乗っ取り疑惑。狙いはブラックシリカ利権か
■道警不祥事から考える<27>道警巡査部長がわいせつで逮捕―幹部の子弟、道外す。父親は異例人事で大規模署長退く
■「出直し選挙」の博打に負けた小樽・森井前市長―市政の停滞招き離れた民意

【ニュース】
■震度7の胆振東部地震で浮上した北海道経済の「新たなアキレス腱」
■リラィアブルが地元の芸術文化拠点 釧路市民文化会館の命名権を取得
■国民民主の玉木氏が代表選で唱えた「コドモノミクス」とは
■音楽フェスを通じ泊原発廃炉を訴え盛り上がった岩内町の「とまロック」
■高架化迫る篠路駅周辺を“まち歩き” 再開発と歴史的建物の共生を考える

【経済】
◇路地裏経済ウォッチ・9月末に閉館する「さっぽろ芸文館」

【医療】
◇坂泌尿器科病院を運営する北腎会が公益性が高い社会医療法人に改組
◇「ガンマナイフ」に最新装置を導入した札幌の中村記念病院

【インタビュー】
◇故郷の釧路とアフガンを応援する写真家・長倉洋海氏に訊く
◇小樽の「出直し市長選」に勝利した迫俊哉市長に訊く

【ビジネス】
◇設立10周年を迎えた「北海道ツアーズ」 北海道と沖縄の結び付きを強め、両地域に新たな地域活力を創出
◇WEB年末調整「簡単年調」が好調推移 エコミック、大台の売上10億円へ躍進 着実に支持広げる給与計算アウトソーサー

【長期連載】
■“農と食”北の大地から―(171)「種子法」廃止と北海道農業の行方(その5) ~道条例の「骨子案」に意見噴出~
■ルポ「ひきこもり」(37) 知られざる民生委員の現場―孤立に陥りがちな社会で求められる新たな見守り
■戦争遺産をめぐる旅 (41)戦争の惨禍に倒れた多くの道民 札幌護国神社彰徳苑の慰霊碑群