第48回衆院選が22日投開票され、道内12選挙区と比例代表道ブロック8議席の20議席は、自民党が9議席、立憲民主党が8議席、公明党2議席、希望の党1議席を得た。自民は前回より2議席減だったが、自民現職が落選した3区と11区は、立憲民主と共産党が一本化した選挙協力による勝利だった。20171022_154434(写真は、3区候補者のポスター掲示板)

 そのうち3区は、自民の高木宏寿氏(57)と立憲民主の荒井聡氏(71)の一騎打ちになった。結果は、荒井氏が14万1680票、高木氏は11万8961票で荒井氏の勝利だった。荒井氏は前回選挙より約5万6000票伸ばし、高木氏も約2万6000票も上乗せしている。荒井氏の増えた票は、前回の共産党と維新の会が獲得した票とほぼ同じで、野党共闘が大きな勝因だったことが分かる。
 
 NHKで荒井氏の当確が出た後、午後9時半前に高木氏は豊平区の事務所に姿を見せた。我孫子健一選対本部長は、「今まで経験しなかった厳しい選挙の中で全力で戦ってきたが、温かいフォローの風は吹いてくれなかった。赤く染まった氷の壁を取り払うことができなかったのも事実。皆様のご支援を肝に銘じて捲土重来を期す」と挨拶。

 高木氏は、「厳しい選挙で残念な展開になった。選挙戦を通じて皆さんのご支援、ご協力、支えをいただいたことに感謝したい。戦に勝つのは兵の強さ、戦に敗れるのは将の弱さ。私の不徳の致すところ」と言葉少なかった。

 荒井氏は、豊平区の選挙事務所で午後9時40分ころに姿を見せ、支援者と共に万歳を行った。荒井氏は「野党勢力が結集してくれたことが勝利に繋がった。無党派層もずいぶん応援してくれた。選挙戦を何度も経験しているが、共産党が降りられたのは選挙をやる身にとってはつらい思いだったと思う。その決断に大変感謝している」と話した。

 そのうえで「この形を望んでいたので、念願叶って相手を倒すことができた。結集することが政治の本来の姿でそこができないと苦労する。比例1位という話ももらったが、3区は保守層の強い複雑な選挙区なので私しか勝てないという思いで比例1位を辞退した」と勝利の弁を語っていた。

 


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