札幌市が昨年10月にかんぽ生命保険(本社・東京都千代田区)から20億円で取得した札幌市中央区大通東2丁目の土地約935坪(3087・3㎡)が、2年間の観光バス暫定駐車場として4月28日に開設された。運営するのはタイムズ24(同・同)。IMG_2202(写真は、タイムズ24が運営を開始した観光バス暫定駐車場)

 市は、旧札幌大通東二郵便局とかんぽ生命保険札幌支店が入っていた建物跡地を、創成川イースト地区の基点になるエリアだとして昨年10月に取得。「創世1・1・1区(さんく)」の市街地再開発を計画している市にとって、対象エリアに隣接する大通東2の土地取得は、再開発の自由度を高めるためにも保有する必要があるという判断だった。

 創世1・1・1区の再開発について、北海道中央バスや北海道電力、四季劇場を所有する清水建設など地権者が昨年7月に協議会を設置、検討を進めている。構想がまとまるまで期間を要するため、大通東2の有効活用を検討。路上駐車が多く、交通の支障になっている観光バスの専用駐車場とすることにした。

 市が入札を行ったところ、タイムズ24と三井不動産リアルティ(本社・東京都千代田区、三井のリパーク)が応募、好条件を提示したタイムズ24が競り勝った。観光バスの収容可能台数は30台で24時間営業。終日30分700円で24時間の最大料金は6000円。市はタイムズ24から賃貸料として2018年度3340万円、19年度3470万円を徴収する。

 市は、札幌市中央区南8西2にも観光バス専用待機場を開設しており、こちらも4月1日からタイムズ24が運営することになった。収容台数は30台で中心部からやや離れているため60分1000円、24時間の最大料金は4000円と大通東2よりも安い設定になっている。