札幌市は市電開業100周年の今年、4両目の新型低床車両を導入する。2013年5月から走り始めた低床車両「ポラリス」(3連接タイプ)は、現在3両が走っている。4両目となる今回は3連接ではなく単車タイプで秋口には走行が始まる。20180126_104620(写真は、札幌中心部を走る「ポラリス」)

「ポラリス」の運行開始は13年5月からで、2両目は14年4月、3両目は同年5月に走り始めた。レトロ調の市電に交じって街中を走る最新車両の姿は、都市景観に溶け込み札幌を彩っている。

「ポラリス」の製造は、コンペで選ばれたGKデザイン機構(本社・東京都豊島区)と阪急電鉄100%出資のアルナ車両(同・大阪府摂津市)のグループが行った。札幌市電は軌道幅が1067mmの狭軌のため、この分野で台車などに実績があるアルナ車両が有利だったようだ。
 今回、札幌市は特命契約で同じGKデザインとアルナ車両のグループに発注、車両価格は約3億円。単車タイプの新型低床車両は、床の高さが35㎝、幅2・3m、高さ3・8mと「ポラリス」と同じで、全長13mと「ポラリス」より4m短い。定員も11人少ない60人。同型車両は伊予鉄道(松山市)で走っている。

 札幌市電は、1918年札幌電気軌道として開業(27年市営化)、今年は開業100年周年にあたり、北海道遺産への登録申請も行われる見通し。4両目の新型低床車両はそうした節目の年に走り出す。
※2018年4月14日記事一部訂正。読者から長崎市電の記述について問い合わせがあったため現在調査しております。このため長崎市電の記述箇所を削除しております。



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