2026年は残り4ヵ月となったが、これから年末にかけて北海道内ではディスカウントストア(DS)系の店舗が6店舗オープンする。2026年9月には、最多となる約4500品目の食品値上げが見込まれており、買い物客の節約志向が今まで以上に高まることが予想され、これから開くDSは、その受け皿となりそうだ。
(写真は、仮称「ザ・ビッグ千歳武道館前店」のポールサイン)
2026年9月11日にオープンするのは、「ザ・ビッグ厚別店」(札幌市厚別区)。「西友」の道内店舗を承継したイオン北海道(本社・札幌市白石区)は、当初「イオン厚別店」として承継オープンさせたが、業態を見直し、DSの「ザ・ビッグ」に変更する。同社にとって、「西友」承継店舗の途中業態変更は「イオン札幌清田店」(同市清田区)に次ぐもので、低価格志向が強まる買い物客の需要に応える。
2026年10月14日には、「トライアルスマート音更木野店」(河東郡音更町)がオープンする。トライアルは、DS業態を極めた売上高1兆円を超える企業で、惣菜を含めた生鮮食品の完成度は高い。「スマート」は、「スーパーセンタートライアル」「メガセンタートライアル」より売り場面積は小さいが、食品の品揃えはほぼ同じ。コスメや医薬品、ペット用品、衣料品、日用雑貨、家電なども揃えている。店舗面積が小さく、手早く買い物ができるという意味を含めて「スマート」という名称にしている。
2026年10月22日には、「業務スーパー西帯広店」(帯広市)がオープンする。「業務スーパー」は、DSの小型店とも言える存在で、既存スーパーマーケット(SM)への影響はそれほど大きくないが、グロサリー食品を中心に、他にはない商品が低価格で販売されているため、コアなファンが多い。店舗運営はカワサキ(本社・茨城県水戸市)が行い、同社が展開する「帯広西5条店」(帯広市)に次いで市内2店舗目となる。
2026年10月下旬には、「ザ・ビッグ千歳武道館前店」(仮称、千歳市)がオープンする。「ダイソー」「ハードオフ」、飲食店で構成される「千歳武道館前ショッピングセンター」(仮称)の核店舗になる。近隣には「スーパーセンタートライアル千歳清流店」や「業務スーパー千歳清流店」「フードD生鮮市場千歳店」があり、「ザ・ビッグ」の参入で、低価格競争に一層拍車がかかりそうだ。
オープン日は確定していないが、2026年秋に開店するのが、低価格小型スーパー「DZマート稚内はまなす店」(稚内市)。「DZマート」は、ダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)が展開するスーパーで、道北地域では、旭川市に11店舗を展開するほか士別市、名寄市、苫前郡羽幌町、枝幸郡枝幸町にも店舗があり、稚内進出で道北のネットワークを充実させる。
2026年12月上旬には、「スーパーセンタートライアル北斗追分店」(北斗市)がオープンする。現在、函館市に2店舗、北斗市には1店舗の「スーパーセンタートライアル」がある。新店舗は、既存店舗のリプレースかどうかは現時点でははっきりしていない。トライアル店舗は広域集客のため、江差町や松前町などからも買い物客を呼び込みそうだ。


































