マックスバリュ北海道(本社・札幌市)は、激安食品スーパー「ザ・ビッグ西岡店」(札幌市豊平区西岡3条7丁目)をリニューアル、ザ・ビッグ店舗として初のドラッグコーナーを導入する。西岡店は、2010年10月に「マックスバリュ」店舗から「ザ・ビッグ」店舗に業態を転換したが、近隣に生鮮ディスカウトの「産直生鮮市場西岡店」が居抜き出店、競争が激しくなっていることからリニューアルで差別化を進める。オープンは7日午前9時。(写真は、2010年10月30日オープン当時のザ・ビッグ西岡店)

「ザ・ビッグ」は、生鮮食品や生活必需品を低価格で販売する激安の食品スーパー。陳列手法や商品補充、仕入れを見直し、パート従業員比率を高めるなどしてローコスト運営の仕組みを確立している。

 西岡店は、10年10月に既存の「マックスバリュ」から業態転換した。ザ・ビッグへの転換はその年の2月から始まり「平岸店」、「岩見沢店」、「栄町店」と続き「西岡店」は5番目のザ・ビッグ店舗。その後もザ・ビッグへの転換が続き現在は全73店舗中、16店舗でザ・ビッグ業態を取り入れている。
 
 今回、西岡店をリニューアルすることになったのは、業態転換後2年半が経過し売場の差別化が必要になったことに加え、今年4月に近隣の空き店舗に産直(本社・札幌市)が生鮮市場西岡店をオープンさせ競争が激しくなってきたため。
 
 リニューアルのポイントは、①ドラッグコーナーの新設②冷凍食品の拡大③惣菜売場の拡大④テナントのベーカリー、ボストンベイク売場拡大――の4点。2日から一時閉店してリニューアル工事を実施、7日午前9時にオープンする。西岡店の直営売場面積は2350㎡。営業時間は午前9時から午後9時。
 
 同社が食品スーパー店内でドラッグコーナーを導入しているのはマックスバリュ平岸店(豊平区)と澄川店(南区)の2店でザ・ビッグへの導入は初めて。


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