アークスの第52回定時株主総会が23日、札幌パークホテルで開かれた。参加した株主は685人で昨年の658人より増えた。事業報告の後、剰余金処分案や取締役選任案など5つの議案が議決された。所要時間は53分間。(写真は、会場となった札幌パークホテル)

総会の質問者は1人。ネットスーパーや宅配についてアークスとして取り組むかどうかの質問で、議長を務めた横山清アークス社長が、「現在は、ネットスーパーや宅配に取り組んでいないが研究は続けており、しっかりやっていきたい」と答えた。

 また、意見を述べた株主も1人で、「他のスーパーで開店時に買い物に行くと挨拶を受けるが、アークスの店舗ではそれがなかった」と挨拶の徹底を求めた。

 総会後には、株主懇談会が行われ、アークス店舗で販売している惣菜やベーカリー、フルーツなどが盛りだくさんに用意され、株主と役職員が懇談した。
 三浦紘一会長が、「アークスグループの(売上げの)半分は東北で占めるようにして、さらに発展させていきたい」と語り、横山社長も「総会で株主の皆様に支持されていることが改めて分かって嬉しい。配当も増やしたので今後も粉骨砕身頑張りたい。若い幹部も育ってきているので期待に応えられると思う。足下をしっかり見て躓かないようにやっていきたい」と挨拶した。


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