西友宮の沢店(札幌市西区宮の沢1条1丁目)が、2月下旬のリフレッシュオープンに向けて売場の改装工事を進めている。営業を続けながらの改装工事は珍しく、店内の数か所は工事用の間仕切りシートで区切られ、空っぽの冷蔵ショーケースもあったりで西友の株主である米国ウォルマート流リフレッシュ工事に買い物客は戸惑いながらも目的の商品を買い求めている。(写真は、西友宮の沢店と改装工事中の店内)
 

 西友宮の沢店は、札幌市営地下鉄東西線の始発・終着駅である宮の沢駅に直結したターミナルビル1階部分。店舗面積は、約2000㎡程度で一般的な大規模スーパー(GMS)の食品売場とほぼ同じ。
 
 店舗は、ウォルマートのEDLP(エブリデイ・ロープライス)フォーマットを採用しており店内照明も一般的な食品スーパーと比較して照度が低く固定費を削減した売り手・買い手双方の実利を優先したフロアになっている。
 
 営業を続けながらの改装工事のためところどころに間仕切りシートで覆われ買い回り性はやや低下している。
 一般的な食品スーパーであれば、数日間の休業や閉店時間の繰り上げでリニューアル工事を行う場合が多いが、24時間営業の同店は営業を継続しながらの改装を選択した。
 改装工事は2月下旬まで1ヵ月以上続く見通し。
 
 なお、昨年7月まで同じく西友が使っていた2階フロアは、一部エリアに100円ショップ「キャン・ドゥ宮の沢店」が昨年末オープン、残りのエリアにはアインファーマシーズがリーシングする医療系モールが4月ころにオープンする予定。


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