ニトリホールディングスは22日、ニトリ麻生店(札幌市北区新琴似)をオープンした。既存店舗を建て替えて6階建てにし、上層階には札幌本社を移転入居させる。また、自社通販部門のコールセンターも入居させ、近いうちに東京本部のコールセンターも札幌本社に集約させる。店舗と本社、コールセンターを合わせた従業員数は500人になるという。午前10時のオープン前には600人が並び、駐車場待ちも50台以上に及んだ。(写真は、オープンしたニトリ麻生店と報道陣にコメントする似鳥昭雄社長)
 
 麻生店は、ホームファッション売場の2階と家具売場の3階という2フロア構成で面積は約2000坪。6000品種の商品を揃え、品目数は約1万SKU(在庫保管単位)。天井の高さを4㍍50㌢と従来より1㍍以上高くしており、広々とした売場になっている。3階のリフォームコーナーは従来店舗よりも大幅に拡充されている。
 
 札幌本社は、これまで札幌市手稲区新発寒の物流センター内に置いていたが、手狭になったことから麻生店の新築に合わせて移転することになっており10月1日から業務を開始する。
 
 麻生店は、3度目の建て替えになるが、ニトリ創業間もないころの3号店でもある。来店客を迎え入れた似鳥昭雄社長は、「最初の麻生店を350坪でオープンしたころは、札幌でも一番大きな店舗だったが、競合店が近くにできたりして倒産寸前の状態だった。ちょうど米国のチェーンストアを見学するチャンスがあったので、親戚からお金を借りて参加した。米国の家具チェーン店を見て衝撃を受け、家具のコーディネートに力をいれることや多店舗展開が欠かせないことを学んだ。ニトリがチェーン展開するきっかけになったのが麻生店で、今回の建て替えオープンには感慨深いものがある」と語っていた。
 店舗と本社機能が一体化した店舗は、東京本部に続くもの。