イオン北海道とマックスバリュ北海道は、1月17日の「おむすびの日」にちなんで道内各店舗で北海道米の「ななつぼし」を100%使用したおむすびを販売し、この日を盛り上げた。イオン北海道は道と連携協定を結んでおり道産食材を積極的に使用。高橋はるみ知事もイオン札幌苗穂店のおむすびコーナーを視察して「おむすびの日」をPRした。(写真は、「おむすびの日」の販促を実施したイオン札幌苗穂店の成田敏行店長)
 
「おむすびの日」は、阪神淡路大震災が起きた1月17日を忘れないために「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が制定、2000年に日本記念日協会に登録されている。
 
 阪神・淡路大震災では、食べ物もなく不安に直面していた多くの被災者が、ボランティアによるおむすびの炊き出しで救われた。米の大切さやボランティアの善意を未来に伝えていくのが「おむすびの日」の目的。
 
 イオン北海道とマックスバリュ北海道は、今年初めて「おむすびの日」に合わせた販促を実施し、道内各店舗のおむすびコーナーで北海道米の消費促進をPRした。
 
 イオングループ2社が揃えている自社ブランドの「トップバリュおにぎり」は、道産秋鮭や道産真昆布などを使用した7種類でいずれも北海道米ななつぼしを100%使用。価格は98円。
 
 イオン札幌苗穂店の成田敏行店長は、「おむすびは前年比120%の伸びを見せていますが、その原動力になっているのが『トップバリュおにぎり』です。価格とボリューム、食感が人気になっているようで、おにぎり全体の売上げの半分が『トップバリュおにぎり』で占めています。『おむすびの日』の販促は今年初めて取り組みましたが、この日を忘れないことと北海道米の消費に結びついて行ってくれたらと思います」と語っている。
 
 イオン札幌苗穂店のおむすびコーナーには、新千歳空港へ向かう途中に高橋はるみ知事が急遽立ち寄り、「おむすびの日」のPRと視察も行った。


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