北海道胆振東部地震の震源地に近い勇払郡むかわ町と沙流郡日高町で営業していたスーパー2店舗が、いずれも通常営業に戻っている。2店は、店内のゴンドラなど陳列台が倒れたり、配管類に亀裂が走るなど被害があったが、早期に復旧、地域住民の食インフラとして機能を回復させた。(写真は、19日から通常営業を開始したコープさっぽろ「パセオむかわ店」)
(店内には一部商品の欠品はあるもののほぼ商品は戻っている=写真)

 むかわ町で営業しているコープさっぽろ(本部・札幌市西区)の「パセオむかわ店」は、地震によってスプリンクラーが作動、店内は水で溢れた。冷凍庫などの配管類には亀裂が生じ、壁にもひびが入るなど被害は大きかった。また、停電によって冷凍、冷蔵品も廃棄せざるを得なかった。

 地震が起きた6日朝から店頭での販売を開始、店は1日も休まなかったが、店内修復を終えて通常営業に戻ったのは19日。震災からほぼ2週間かかった。これは、コープさっぽろの店舗の中では最も復旧に時間を要した店舗だ。
 コープさっぽろの広報は、「店頭販売を続けていた時も多くの組合員が買い物に来てくれた。生活インフラを支える店舗として、被災して停電になっても販売できる体制を構築する方針」としている。

(写真は、14日から通常営業に戻った「マックスバリュ富川店」)

 日高町富川南2丁目で営業しているマックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)の「マックスバリュ富川店」も地震によって店内のゴンドラなど陳列台が倒れて商品が散乱するなどの被害が出た。停電によって一部商品の破棄も必要になった。

 同店も6日朝から店頭に商品を並べて販売する体制を敷き、地域住民の要望に応えた。店内の修復を終えて通常営業に戻ったのは14日。同店も通常営業の回復までに1週間強を要するなど、マックスバリュ北海道が展開する店舗の中で復旧に最も長い時間を要した。