マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、函館地区で2019年度に新規2店舗を出店する。出店場所は若松町と深掘町で函館市内の「マックスバリュ」店舗数は、現在の5店舗から7店舗になる。IMG_2048(写真は、函館市内のマックスバリュ万代店)

 マックスバリュ北海道は、2015年9月にダイエー(本社・神戸市中央区)の北海道地域のスーパーマーケット事業(「グルメシティ」など)を承継。函館市、札幌市、八雲町、日高町にある7店舗の運営を引き継いだ。函館市内は4店舗を引き継いだが、店舗の老朽化が激しかった「深堀店」は承継後に閉鎖、建物を解体して更地の状況だった。一方、JR函館駅に近い若松地区では6年前に土地を取得、新店の建設時期を検討してきた。

 同社は昨年、新規3店舗を出店、今年は2店舗の出店を進めており、2年間で新規5店舗の出店体制を続けたい考え。初期投資のかかる新規店舗の黒字化は3年後と想定、黒字化のバランスを見ながら新規出店を積極化する。

 19年度は、函館市内の「若松店」と「深掘店」、河東郡音更町の「木野店」の3店舗を予定(いずれもマックスバリュ)。函館市内の2店舗は面積がやや小さいため、8月24日に札幌市内で新規開店する「マックスバリュ北1条東店」(中央区)とほぼ同じ店舗サイズになりそう。イートインコーナーを2階に配置し、インバウンドの利用も想定する。
 


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