マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、札幌中心部で都市型食品スーパー(SM)をオープンさせる。24日に開店する「マックスバリュ北1条東店」(北1東6)がそれで、同社にとって都心部初の本格スーパー。周辺ではマンション建設が相次いでおり、今後の人口増も期待される。地域の買い物ニーズに応え、都市型SMのモデル構築を目指す。20180810_161530(写真は、8月24日にオープンする「マックスバリュ北1条東店」)

 同店のコンセプトは、『地域のお客さまの日々の暮らしの充実とちょっとした非日常を提供するスーパーマーケット』。敷地面積は約1600坪、店舗は一部2階建ての吹き抜け構造で面積は約560坪。1階が売り場で2階には90席と同社が展開するSMで最大のイートインスペースを設けた。

 売り場では、惣菜やパン製造の工程が見えるオープンキッチンを設け、手ごねハンバーグなどを作る様子も見えるようにする。店内壁面や天井の色合いも黒を基調にして、照明の光量を抑え商品にスポット光を当てて映えるようにする。通常のマックスバリュ店舗よりも面積が小さいため、特殊なトレイアウトを採用、通常店舗のアイテム数を確保するため陳列棚やゴンドラにも工夫した。

20180811_121845(画像はデリカゾーンのイメージ図)

 2階イートインコーナーからはデリカ売り場が俯瞰できるほか、東側には窓を設置して公園の緑が見えるようにしている。フリーWiーFiも完備、1人掛けのテーブル席も多く設けた。また、1階の階段近くにはモニターを設置して2階の混み具合が事前にわかるようにする。

20180811_121856(画像は、イートインコーナーのイメージ図)

 同社は、商圏の市場規模を約45億円と想定、多くが中心部のデパートや商圏外のSMに流れていると見ており、そうした潜在需要を取り込める店舗運営を目指す。なお店長は、「マックスバリュ厚別店」(札幌市厚別区)の店長時代に売り上げを70%アップさせた実績を持つ安藤惣徳氏が務める。

 出戸信成社長は、「首都圏や関西圏の都市型SMを参考にしながらエッセンスを入れた。都会的なおしゃれな店舗になっており、地域に合わせた商品開発も行う。この店舗でお客さまの反応や声を聞き、都市型SMのモデルを作りたい」と話している。


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