帯広市と河東郡音更町でパチンコホールを運営するジェネシス(本社・河東郡音更町)の不動産関連会社ソフトアイランド(同・同)は、同町木野大通東10ほかの約4・5haで食品スーパーや家電量販店などが集積する複合商業施設の建設を計画している。DSC_5188(写真は、「ルーキーいちまる店」)

 6月1日に行われた音更町議会経済建設常任委員会で町が計画を明らかにした。予定地域に商業施設を建設するためには用途地域の変更や町道の廃道、町有地購入が必要という。町は、同町の都市計画マスタープランに沿った内容であるため計画を概ね認める方向。

 建設予定地は、道道帯広浦幌線と国道241号線に面しており、マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)が運営している「ルーキーいちまる」の北側。複合商業施設には「マックスバリュ」店舗の新設が有力とみられ、「ルーキーいちまる」は閉店の方向。

 マックスバリュ北海道は、2015年10月に十勝地盤の「いちまる」14店舗を承継したが、これまで「いちまる」店舗の改装を中心に行ってきた。今回の計画が具体化すれば、マックスバリュ北海道にとって初の新規店舗になる。なお、複合商業施設のオープンは2019年秋ころ。建設予定地の北側には、帯広市に本社を置くダイイチの「音更店」を核店舗にした複合商業施設がある。大箱同士の競争になりそうだ。


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