住宅資材卸のキムラ(本社・札幌市東区)子会社でホームセンター事業を展開しているジョイフルエーケー(同・同)の2019年3月期決算は、18年3月に開店した「大麻店」(江別市)が大きく貢献、売上高は前期比22・5%増の189億4100万円になった。IMG_2564(写真は、「ジョイフルエーケー大麻店」)

 キムラの19年3月期決算のうち、小売事業部門がジョイフルエーケーの決算にあたる。ホームセンター業界は個人の節約志向や同業他社、他業界との競争が激しく、北海道経済産業局の調べによるホームセンター販売額は、暦年ベースで2015年から17年まで3年連続で前年を割り込んでいる。
 
 こうした中、ジョイフルエーケーは、大麻店の開店と昨年12月にオープンしたペット専門店「ペットワールドPROX」(札幌市手稲区)の効果もあって売上高は前期比22・5%増加した。しかし、開店セールの割引販売と広告宣伝費、警備等が増加したほか、昨年の春先に天候不順に見舞われたため園芸資材、レジャー用品が不振だった。このため、営業利益は同55%減、2億3000万円にとどまった。

 同社は、大型ホームセンター4店舗、中型ホームセンター1店舗、ペット専門店1店舗を展開。19年3月期は、適正な販売価格の設定と仕入価格の交渉で売上総利益率の改善を図り、一部発注の自動化を進め販管費を下げる予定。そのほか、ペット専門店の展開や新業態の検討も進める。