経済産業省北海道経済産業局は、2018年2月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」をまとめた。IMG_1687(写真は、大丸札幌店)

 百貨店・スーパーの販売額は737億3500万円で、全店ベースでは前年同月比1・7%増と4ヵ月連続で前年を上回った。既存店ベースでは前年同月と同水準。

 部門別では、百貨店販売額が156億5400万円で全店ベースは同2・9%増になり2ヵ月ぶりに前年を上回った。衣料品は同2・2%減、飲食料品は同1・9%減と前年を下回ったが、身の回り品が同5・9%増となって全体を押し上げた。既存店ベースでも同2・9%増で2ヵ月ぶりに前年を超えた。

 スーパー販売額は、580億8100万円で、全店ベースでは同1・4%増になり4ヵ月連続で前年を上回った。衣料品は同5・8%減、身の回り品は同3・9%減になったが飲食料品は同3・1%増になった。既存店ベースでは同0・8%減と2ヵ月連続で前年を下回った。

 地域別販売動向を見ると、札幌市の百貨店・スーパーの販売額は、397億8500万円(百貨店131億7200万円、スーパー266億1400万円)で、全店ベースでは同2・7%増(百貨店同5・6%増、スーパー同1・3%増)と前年を上回った。既存店ベースでは同0・8%増(百貨店同5・6%増、スーパー同1・5%減)と前年を上回った。

 札幌市以外の地域の百貨店・スーパーの販売額は、339億5000万円(百貨店24億8300万円、スーパー314億6700万円)で、全店ベースでは同0・6%増(百貨店同9・6%減、スーパー同1・5%増)と前年を上回った。既存店ベースでは同0・9%減(百貨店同9・6%減、スーパー同0・1%減)と前年を下回った。
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 北海道のコンビニエンスストア販売額及びサービス売上高は、416億1900万円で前年同月比2・3%増となった。昨年11月以降、4ヵ月連続の前年超え。総店舗数は、2979店舗で同1・8%増、実数で52店舗増加した。
 詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/convini/index3002.htm

 北海道の専門量販店のうち家電大型専門店販売額は、全店ベースで99億4500万円になり前年同月比1・7%増、4ヵ月連続で前年を超えた。ドラッグストア販売額は、全店ベースで214億4800万円で同4・1%増となり、前年超えを継続している。ホームセンター販売額は、全店ベースで72億9300万円となり同2・7%増、1ヵ月ぶりに前年を上回った。

 総店舗数は、家電大型専門店が前年同月比1店舗増の90店舗、ドラッグストアは同20店舗増の679店舗、ホームセンターは同9店舗増の206店舗になっている。
 詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/ryouhan/index3002.htm

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