札幌市東区伏古11条4丁目の札幌新道に近い場所で「ツルハドラッグ伏古11条店」(仮称)の新築工事が始まった。建設地は、「コープさっぽろ新道店」や「DCMサン札幌新道店」の苗穂通を挟んだ東側。ドラッグストアと食品スーパー、ホームセンターの3業態による激戦が始まりそうだ。IMG_2471(写真は、仮称「ツルハドラッグ伏古11条店」の建設工事)

 仮称「ツルハドラッグ伏古11条店」は、昨年8月に閉店したパチンコ店「パーラーパレックス伏古店」跡地に建設する。同パチンコ店は1997年にオープン、20年目を迎えた昨年8月15日に閉店し、その後建物は解体されて更地になっていた。

 建築主は、ブランチ・オフィス(札幌本社・札幌市中央区)で設計、監理はアラシキ建築設計事務所(札幌市中央区)、施工はタカフジ興産(同市白石区)。工期は4月初旬から7月下旬。
 店舗面積は、大規模小売店舗立地法の届け出が必要ない303坪(1000㎡)以下。建物完成後にツルハ(本社・札幌市東区)か賃借する予定。

 苗穂通を挟んで隣り合う「コープさっぽろ新道店」は、コープさっぽろが経営危機の最中に当時、店舗運営の責任者だった大見英明現理事長が「おいしいお店」を打ち出して再生のキッカケを作った店舗。また、「DCMサンワ札幌新道店」は、ホームセンターと低価格食品スーパーの「業務スーパー」を一体化した店舗。ツルハドラッグの出店によって、ドラッグストア、スーパー、ホームセンターの3業態がそろい踏みすることになる。


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