北海道命名150年を記念してアークス(本社・札幌市中央区)とサッポロビール(同・東京都渋谷区)は、サッポロ生ビール黒ラベルの「北海道名産缶」(350ml)をアークスグループの食品スーパーで2月5日から販売する。アークスとサッポロビールの共同企画は初めて。今後も共同企画を積極展開する。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください

IMG_0876(写真は、1日に道庁赤れんが庁舎で行われた記者会見。左から野村ソウ氏、窪田毅副知事、横山清アークス社長、生方誠司サッポロビール上席執行役員・北海道本社代表兼北海道本部長)

 両社は、共に道庁が進めている北海道150年事業のパートナー企業。サッポロビールは、これまでコープさっぽろ(本部・札幌市西区)や北海道のイオングループとデザイン缶の共同企画を展開してきたが、今回初めてアークスグループと150年事業の一環として手を組んだ。

「北海道名産缶」は、アートディレクター、野村ソウ氏(ワンダークルー スタジオワンダー専務)のデザインが採用され、アークスのコーポレートカラーであるオレンジをベースに毛ガニやイカなど海産物6品種が北海道とともに描かれている。野村氏は「漁師たちの息遣いが聞こえてくるような力強く、実直な北海道らしいイメージでイラストと文字を作った」と話している。また、150年事業のロゴマークもあしらった。

 この「北海道名産缶」のほか、サッポロビール全商品を1000円以上(税別)購入したレシートを応募はがきに貼って指定先に送ると缶にデザインしているホタテ、昆布、いか、ししゃも、毛ガニの5商品が各60人、合計300人に抽選で当たるキャンペーンも実施する。

 販売期間は2月5日から4月8日で、アークスグループの北海道、東北の325店舗で取り扱う。販売数量は8400箱(6缶パック×4)。

 アークスがメーカーと共同で北海道を応援するキャンペーンを展開するのは初めて。第1弾としてサッポロビールと組んだのは、北海道を代表する企業同士であるため。アークスの横山清社長は、「道内の食品小売で30%シェアを持ち全道に店舗がある。東北6県のうち4県にも店舗があるが、これからも同じ志をもつスーパーと手を組んでいく。サッポロビールとコラボすることによって新しいスタートを切ることができる」と語っていた。



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