サツドラホールディングス(本社・札幌市北区)のグループ企業、リージョナルマーケティング(同・同)は、JR北海道の関連会社である札幌駅総合開発(同・同市中央区)と提携、25日からJRタワーの商業施設にインバウンド向け決済である「WeChat Pay」決済サービスを提供する。IMG_6272(写真は、JRタワー)

 リージョナルマーケティングは、2016年11月、中国最大級のSNS「We Chat(微信)」を運営しているテンセントホールディングスのグループ企業、財付通支付科技有限公司(中国深圳市)と「WeChat Pay」の決済サービスについて業務提携を締結。これに基づき、同社は「WeChat Pay」導入を推進している。

 今回、JRタワー内の商業施設であるアピア、エスタ、パセオ、札幌ステラプレイスの一部ショップで利用できるようになる。今後、リージョナル社が決済・利用データを分析、マーケティングデータを構築して順次JRタワー内で導入店を拡大していく。

 なお、道内で「WeChat Pay」を導入しているのは、加森観光が運営しているルスツリゾートや登別マリンパーク・ニクスのほか石屋商事の白い恋人パーク、サツドラ店舗、道産食彩HUGなど。

 札幌駅総合開発では、オリエントコーポレーション(本社・東京都千代田区)とも提携し、25日から「アリペイ」の電子決済サービスも一部店舗で使えるようにする。


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