コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は9日、札幌市白石区の札幌コンベンションセンターで「2018年コープさっぽろ生協会新春学習会」を開催した。生協会は、取引先のメーカーや卸などで構成する親睦団体で、この日は1000人以上が出席した。IMG_8935(写真は、生協会新春学習会で話題提供するコープさっぽろ大見英明理事長)

 最初に、生協会会長の平公夫・ナシオ社長が挨拶、続いて東京工業大学大学院理工学研究科物性物理学専攻の西森秀稔教授が『量子コンピュータ開発の現状と展望』をテーマに講演した。

 量子コンピュータは1998年に日本発のアイデアとして西森氏らが考案したが、商品化したのはカナダのD―Waveで、さらにそれを使って独自開発したのが米国のグーグル。西森氏は、「日本発のアイデアが北米でイノベーションを起こし産業化への大きな流れになった」と話した。また、「量子アニーリング方式の量子コンピュータは、高精度衛星画像解析や北京の交通最適化などへの利用研究が進められ、グークルは自動運転が普及した後のネックワークソフトでリーダーシップを取ろうとしている」と語った。

 最後に、コープさっぽろ大見英明理事長が2018年の事業方針について話題提供。大見理事長は①関連会社デュアルカナムが大手メーカーなどと共同でD―Waveの量子コンピュータ(10億円)購入を検討②新生児支援事業を3月からスタートする③地域政策室を設置して市町村と定期協議、地域のニーズを汲み取る④関連会社として機械製造・保守の会社を設立する⑤電力販売のトドック電力を関連会社化して、北海道電力より5%安い電力を企業向けに積極販売する――などと述べた。


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