家電量販店の「ケーズデンキ」を東日本で展開するデンコードー(本社・宮城県名取市)は、旭川市大雪通1丁目に旭川1号店となる「ケーズデンキ旭川大雪通店」を23日にオープンさせた。ヤマダ電機(同・群馬県高崎市)の「テックランド旭川大雪通店」の向かい側にあたり、2店舗の集客合戦が年末年始の商戦では激しくなりそうだ。IMG_0321(写真は、23日にオープンしたケーズデンキ旭川大雪通店)
IMG_0323(ケーズデンキとヤマダ電機は大雪通を挟んで睨み合う格好=写真)

 店舗面積は約1602坪(5287㎡)で駐車場の収容台数は250台。営業時間は午前10時から午後9時まで。
 オープンの様子を伝える24日付北海道新聞旭川版には、《敷地内や近隣の臨時駐車場をあわせた約500台が満杯状態。店内には常設レジ9台に加え、特設レジ20台を設置。会計を待つ客の長蛇の列》と報じている。開店翌日の24日も午前10時開店にも拘わらず、「午前8時半には300人ほどの行列ができていた」(旭川市民)。

 ケーズデンキの新店舗は、「厚別店」(札幌市厚別区)と同じ「ヤマダ電機」店舗の門前出店。ライバル店舗の門前に出店することで集客力を高め、ライバル店からお客を誘導しようという真っ向勝負の店舗。
 ヤマダ電機と同様、旭川市内で2店舗を展開している100満ボルト(福井市に本社を置くサンキューが展開)は、『他店徹底対抗』としてケーズデンキのオープンチラシ持参でサービス価格での提供を訴えている。年末商戦や年明けの商戦で、旭川は市内全域を巻き込んだ価格戦争が繰り広げられそうだ。

 



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