食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)は3日、9月度売上高前年比を発表した。既存店売上高は、前年同月比101・0%で前年を超えたが伸び率は低調。IMG_5653(写真は、帯広市内のダイイチ白樺店)

 同社は1年以上の期間、新規店舗や閉鎖店舗がないため既存店と全店の売上高は同じ数値になる。9月度の101・0%は勢いこそ見られないものの、6月度から4ヵ月連続で101%台を確保しており、安定的に売り上げを伸ばしているということもできる。

 9月度の部門別売上高は次の通り。
■青果 97・7%
■水産 94・4%
■畜産 104・8%
■惣菜 98・8%
■デイリー 103・4%
■一般食品 103・8%
■日用雑貨 101・1%
■その他 90・0%
 なお、客数は99・4%、客単価は101・5%だった。

 同社は9月が決算月のため年間の売上高前年比も発表。それによると全店・既存店の売上高は、前期比101・9%。2016年9月期の全店売上高は104・7%、既存店売上高は102・7%だったため伸び率は鈍化している。
 
 なお、同社は10月から新決算年度に入っているが、現在旭川市内の「東光店」(東光12条6丁目)を改装のため11月中旬まで閉店、また10月6日には旧ホクレンショップ豊岡店跡を利用して居抜きで「豊岡店」(豊岡3条4丁目)をオープンさせる。



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