サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市北区)は19日、全額出資でインバウンドマーケティング事業を行う子会社「VISIT MARKETING」を設立したと発表した。子会社のサッポロドラッグストアーを通じて培ったインバウンド向けノウハウや人脈を活用、インバウンドビジネスに参入する他企業を支援、連携していく。IMG_4185(サッポロドラッグストアーはインバウント専門店でノウハウを積み上げてきた=写真はインバウンド対応店のサツドラ狸小路5丁目店)

 新会社の資本金は1000万円、札幌市中央区南3条西5丁目の三条美松ビル4階に本社を置いた。代表権のある会長にはサツドラHDの富山睦浩会長、社長にはサッポロドラッグストアーの大内秀伸執行役員店舗企画部ゼネラルマネジャー兼海外事業部推進部ゼネラルマネジャーが就任した。

 サッポロドラッグストアーは、2015年からインバウンド向け店舗を積極的に出店、大きく業績を伸ばした。北海道には今後もインバウンドが増加するとみられ、これまで培ったノウハウ、中国での人脈を他企業にも活用してもらうためインバウンド専門のマーケティングサービス会社を立ち上げることにした。

 新会社では、取引先とのビジネスマッチングやサツドラ店舗のデータベースを活用した提案を行うことで、北海道の魅力をより多くインバウンドに伝えていく一助にする。


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