札幌市中央区の「西友旭ヶ丘店」(南8条西25丁目)が20日、リニューアルオープンする。6月からテナント入れ替えを含め、1階、2階とも営業を続けながら改装工事を進めていたもので、1992年の開店以来、25年ぶりの大型改装を終えて本格的に営業を再開する。IMG_8100 (2)(写真は、西友旭ヶ丘店。外観は新しい西友のコーポレートカラーとロゴマークに切り替わっている)

 既に1階の食料品とくすり、化粧品・日用雑貨のフロアはリニューアルを終えている。冷凍食品などを収納したリーチイン冷ケースが多く並んでいるほか、チーズやヨーグルトなど牛乳・乳製品、ドリンク類も引き戸型冷ケースに収納されており、冷気を外に逃がさないケースを多用している。また、完全セルフレジも導入、通常のレジとともに混雑時の待ち時間解消に工夫している。

 食品売場では、20日のリニューアル以降、根室漁港から直送された魚介類を毎日販売するほか、そらち南農協(夕張郡栗山町)の野菜も産直販売する。

 2階のファッションと暮らしのフロアのうち西友直営部分はリニューアルを終えて営業しており、20日から新たなテナントの「しまむら」と100円ショップ「Seria」が営業を始める。
IMG_8108 (2)(写真は、20日にオープンする2階のしまむら)

 20日のリニューアルオープンを記念して、西友は先着1000人に「エコバッグ」をプレゼントするほかSeriaは20日から22日まで毎日540円(税込)以上買い上げた人を対象に各日先着250人に「Seriaオリジナルエコバッグ」をプレゼント。また、しまむらは20日から24日までレディース裏地あったかパンツを1人3点まで通常3900円(税込)を2340円(同)に40%引きで販売する。

 1階は24時間営業で2階は午前9時から午後10時まで。駐車台数は166台。西友旭ヶ丘店は、設備老朽化などで消費者の求心力が落ちていたが、リニューアルによって店内の清潔感は高まり、ディスカウント店でありながら選ぶ楽しさを追求した売場づくりが徹底されている。新生西友として存在感を取り戻す店舗になりそう。


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