食品スーパーの豊月(本社・芦別市、本部・苫小牧市)は、近く商品の共同仕入れ会社でプライベートブランド(PB)商品を製造販売している北海道CGC(本社・札幌市豊平区)に加盟する。豊月は独立系スーパーとして生き残っていく方針を今後も堅持、商品調達のバリエーションを広げる目的で新規加入する。20170912_154757(写真は、9月8日に低価格業態に転換した札幌市手稲区の「365BOSCO店」)

 北海道CGCは、道内の食品ス―パーが出資して1980年に設立された食品、雑貨、包装資材などの共同仕入れ機構。大手流通に対抗するため北海道、東北、東海、北陸など全国の有力中堅スーパーが各地区で地域CGCを結成した。全国8地区をまとめる組織としてCGCジャパン(東京都新宿区)がある。

 北海道CGCに加盟しているのは、ラルズ(本社・札幌市中央区)、福原(同・帯広市)、北雄ラッキー(同・札幌市手稲区)、ホクノー(同・札幌市厚別区)、道北アークス(同・旭川市)、中央スーパー(同・留萌市)、道東アークス(同・北見市)、道南ラルズ(同・函館市)、東光ストア(同・札幌市豊平区)の9社。年商は1104億円(2017年2月期)。加盟9社のうち、アークスの子会社は6社だが、北雄ラッキーやホクノー、中央スーパーは独立系スーパーとして加盟している。

 豊月は、苫小牧市を本拠に千歳市、恵庭市、北広島市、札幌市、江別市、芦別市で「フードD食彩館」や「LISTA」、「Value」、「BOSCO」など13店舗を展開、2015年度の売上高は約169億円。昨年10月からディスカウントスーパー(DS)に舵を切り店舗名に「365(サンロクゴ)」を冠して低価格スーパーとして認知度を高めつつある。

 豊月は中小スーパーのボランタリーチェーンであるセルコグループ(東京都三鷹市)に加盟しているが、こちらは食品スーパー経営の調査研究や親睦が中心。同社は、独立系スーパーとして生き残る方針で商品調達ルートを多様に確保しておく必要があると判断、北海道CGCに加盟することにした。


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