ツルハ(本社・札幌市東区)とサッポロドラッグストアー(同・同市北区)が９月７日(木)に新規店舗をそれぞれオープンさせた。ツルハは札幌市豊平区の「美園１条店」、サッポロドラッグストアーは同市清田区の「北野３条店」でいずれも店舗面積は３００坪以下の標準店。
(写真は、７日にオープンしたツルハドラッグ美園１条店とサツドラ北野３条店)
ツルハの「ツルハドラッグ美園１条店」(美園１条２丁目３―１)は、東北通沿いにあった松本自動車工業跡地を利用したもので不動産賃貸業などを手掛けるテーシー・コア（札幌市中央区）が店舗を建設、ツルハが賃借して出店した。同じ敷地内では10月に焼きたてパンの「ペンギン美園店」がオープンすることになっている。
ツルハが２０１７年に入ってから道内で移転・建て替え、居抜き出店を含めて新規オープンしたのは「美園店」が13店舗目で道内３７９店舗目。また、調剤薬局を含めた閉店は３店舗ある。
サッポロドラッグストアーの「サツドラ北野３条店」(北野３条１丁目12―15)は、北野通沿いにあったゴルフ練習場跡地を明和住建(札幌市北区)が土地造成した物件。同じ敷地内にある産直(本社・札幌市厚別区)の「生鮮市場北野店」は８月24日に先行オープン、整骨院やデンタルクリニック、理容店もオープンしている。サッポロドラッグストアーは17年に入って以降、道内で居抜きを含めた新規オープンは同店を含めて３店舗目でトータル１９４店舗目。
ドラッグストア業界は、旺盛な新店の出店で売上高は前年同期を上回っている。しかし、既存店では客数が前年同期を下回ることもあって既存店対策も課題になっている。
