北海道のイオングループは1日、防災の日に合わせて千歳~苫小牧沖を震源とするマグニチュード7・7(震度6強)の大規模地震を想定した防災訓練を実施した。エフエム北海道や日本航空の外部企業も参加して連携訓練も行った。防災 訓練(写真は、マックスバリュ北海道本社2階会議室に設置されたマックスバリュ北海道現地対策本部=同社提供)

 今回の訓練は、千歳~苫小牧沖を震源とする地震発生により、千歳市、苫小牧市に甚大な被害が発生、直後の津波によって太平洋岸のイオングループ店舗に大きな被害を受けたと想定して実施した。訓練は地震発生24時間後、72時間後に分けて店舗従業員の安否確認、情報収集、営業再開に向けた対応などについて訓練した。
 
 エリア現地対策本部をイオン北海道(本社・札幌市白石区)本社3階会議室に設置、マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)の本社2階会議室にはマックスバリュ北海道現地対策本部を設け、幕張のイオングループ本社対策本部との連携も確認した。

 発生72時間後を想定した訓練では、各自治体との災害協定に基づく物資供給要請の対応も実施。参加したのはイオン北海道、マックスバリュ北海道、イオンディライト、イオンコンパスなどイオングループ15社とエフエム北海道、日本航空。


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