北海道酒類販売(略称・北酒販、本社・札幌市北区)は22日、札幌市中央区の札幌グランドホテルで「2017年北酒販総合展示・試飲商談会」を開催した。日本酒メーカーなど約80社が出展、酒販店やス―パー、ドラッグストアなどから約400人が来場した。IMG_7015(写真は、北酒販が開催した秋冬商材の展示・試飲商談会)

 北酒販は毎年この時期に秋冬向け商材の商談会を実施しており、今回のテーマは『酒力(さけぢから)全開』。出展したのは、日本酒メーカー21社、焼酎メーカー24社、ワインメーカーや洋酒取り扱い企業28社などで北酒販のソムリエ36人が世界各地から選んだワイン『販(Han)’s Collection』も紹介した。

 日本酒、焼酎、洋酒は国内市場が飽和状態で販促策を打たなければ銘柄によって毎年1~2割減少するケースが日常的になっている。このため、北酒販は新しい飲み方を提案するなどコト消費に繋がる展示商談に力を入れている。
 今回も秋冬に美味しい飲み方の提案を打ち出し、温めて美味しい日本酒や焼酎、冷やして美味しい缶酎ハイや、ひやおろしなどを紹介した。

 展示商談会に合わせてワインアンドワインカルチャー代表取締役の田辺由美氏によるワインテイスティングセミナーも開催された。北酒販ではこれから11月にかけて全道7ヵ所で展示商談会を開催、飲み方の提案などで地域の需要を掘り起こしていく。
IMG_7021(写真は、秋冬の美味しい飲み方を提案したブース)


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