北海道経済産業局は、2017年6月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」(いずれも速報値)を公表した。IMG_6763(写真は、丸井今井札幌店)

 道内の百貨店・スーパーの合計販売額は759億7000万円で、全店ベースでは前年同月比0・5%増と2ヵ月ぶりに前年を上回った。既存店ベースでは同1・2%増と6ヵ月連続で前年を上回った。

 百貨店販売額は、152億5500万円で全店ベースでは同2・2%減、9ヵ月連続で前年を下回った。昨年9月末に閉店した西武旭川店の売り上げを除いた既存店販売額は同4・4%増、6ヵ月連続で前年を上回っている。既存店の品目別では衣料品4・6%増、身の回り品10・8%増、飲食料品3・8%増といずれも前年より伸びた。

 スーパー販売額は607億1500万円で全店ベースでは同1・2%増、10ヵ月連続で前年を上回った。既存店ベースでは同0・4%増、4ヵ月連続で前年を上回った。既存店の品目別では衣料品2・5%減、身の回り品1・0%減、飲食料品は1・3%の増加になった。

 地域別販売動向では、札幌市内の百貨店・スーパー販売額は402億300万円(百貨店125億3000万円、スーパー276億7200万円)で、全店ベースでは同2・7%増(百貨店6・3%増、スーパー1・2%増)になった。既存店ベースでは同1・8%増となったが、内訳をみると百貨店の6・3%増に対してスーパーは0・1%の減少になっている。

 札幌市以外の百貨店・スーパー販売額は357億6700万円(百貨店27億2500万円、スーパー330億4300万円)。全店ベースでは同2・0%減(百貨店28・7%減、スーパー1・1%増)となったが、既存店ベースでは同0・5%増(百貨店3・8%減、スーパー0・8%増)で地方百貨店の落ち込みが大きい。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/depart_super/index2906.htm

 北海道コンビニエンスストア販売動向によると、6月の全店ベースの販売額及びサービス売上高は467億8300万円で前年同月比3・1%増になった。総店舗数は前年同月より51店舗増の2938店舗。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/convini/index2906.htm

 北海道専門量販店販売動向によると、6月の全店ベースの家電大型専門店販売額は101億5300万円で前年同月比1・8%増、ドラッグストア販売額は212億8200円で同4・5%増、ホームセンター販売額は112億8500万円で同2・7%増になった。
 店舗数は、家電大型専門店が前年同月より2店舗減の88店舗、ドラッグストアは32店舗増の661店舗、ホームセンターは7店舗増の199店舗になった。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/ryouhan/index2906.htm


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