セコマ(本社・札幌市中央区)は、22日(月)から塩分を25%カットした「減塩みそ汁」の販売をセイコーマートの店舗で始める。健康志向の高まりから減塩商品の需要が伸びており、品質や味を低下させずに減塩化を実現した。20170519_ 減塩みそ汁(写真は、セコマの『減塩みそ汁とうふとわかめ』)

 商品名は、「Secoma減塩みそ汁とうふとわかめ」。1日に摂る食塩相当量の目標値は、18以上の男性が8g以内、18歳以上の女性は7g以内と厚生労働省は定めている(2015年版『日本人の食事摂取基準概要』)。セコマの新商品は、1食あたり1・6gでセコマのカップみそ汁標準品と比較して塩分を25%カットしている。価格は、税込118円。

 塩分を控え目にすることで鰹だしのうま味がより際立つようになった。具材は、豆腐、わかめ、ねぎ。1食あたり39kcal。
 同社は、北海道の新鮮な農水産物を利用した各種の商品を開発、「Secoma」のプライベートブランド商品として自店舗チェーンと一部外販にも取り組んでいる。化学調味料や人工甘味料、合成着色料を使用しない無添加商品や減塩商品の開発にも積極的で、減塩商品には16年12月から販売を始めた「トマトソースのチキンパスタ」(ソースの塩分を従来比30%カット)、17年1月下旬からは塩分を従来比40%カットした「塩さば焼き」、2月中旬には「減塩白菜塩漬け」の販売も始めている。
 今後も健康、美容など消費者のニーズに対応した商品開発に力を入れる。


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